孤独のクラシック ~私のおすすめ~

クラシックおすすめ曲のご紹介と、歴史探訪のブログです。クラシックに興味はあるけど、どの曲を聴いたらいいのか分からない、という方のお役に立ちたいです。(下のメニューは横にスライドしてください)

バロック

草原のクリスマス・イブ。コレッリ『合奏協奏曲集 作品6』

合奏協奏曲とは 大好きなコレッリをご紹介してきましたが、いよいよ最後の作品です。 合奏協奏曲(コンチェルト・グロッソ)は、バロック時代に流行した形式です。ソロ・コンチェルトとは違い、複数のソロ楽器群(ソーリ)と、全体合奏(トゥッティ)との掛…

情熱のラ・フォリア。コレッリ『ヴァイオリン・ソナタ集作品5』

1690年頃のコレッリ イベリアの情熱と哀愁 前々回取り上げた、リコーダーに編曲されたものの原曲です。 トリオ・ソナタと違い、ヴァイオリン・ソロのための曲集で、こちらも12曲セットです。 どの曲も素晴らしいのですが、特に有名なのが、最後に置かれた『…

後世への贈り物。コレッリ『トリオ・ソナタ』

1700年頃のコレッリ コレッリの生涯 前回、前々回からご紹介している曲の作曲者、私の大好きなコレッリのご紹介をします。 アルカンジェロ・コレッリ。 コレルリ、コレリ、と表記されることもあります。 1653年に北イタリア、フジニャーノで生まれ、ボローニ…

独り暮らしの思い出。コレッリ『ヴァリオリン・ソナタ集作品5の11(リコーダー版)』

初めての独り暮らし 前回ご紹介した、コレッリのソナタ、リコーダー版の第11曲です。 この曲には、私が初めて独り暮らしを始めたときの思い出があり、格別な曲になります。まぁ、たいした思い出でもないのですが、つづらせてください。 25年前、新入社員とし…

心が疲れたときに。コレッリ『ヴァリオリン・ソナタ集作品5の9(リコーダー版)』

クラシックの秋 残暑も収まり、金木犀の香りただよい、ようやく秋らしくなってきました。 秋、一番好きな季節です。 私が思うクラシックを聴く好条件、それは『秋』『夜』『雨』です。 この三拍子が揃ったら、とっておきのワインを開けて、どっぷり浸るしか…

愛しい木陰。『オンブラ・マイ・フ』(ヘンデルのラルゴ)~古楽器で聴く結婚式の定番曲(2)

結婚式の定番曲、2曲目はヘンデルの『オンブラ・マイ・フ』です。 速度表記をとって『ラルゴ』とも呼ばれます。 結婚式や披露宴では、オルガンやオーケストラだけで奏でられますが、原曲はオペラの歌です。 オペラ『セルセ』の冒頭、ペルシア大王のクセルク…

遠い日の歌。『パッヘルベルのカノン』~古楽器で聴く結婚式の定番曲(1)

結婚式や披露宴で流される定番クラシックは多いですが、もちろん編曲されたものなので、当時の楽器で演奏されたオリジナルの響きもぜひ! 聴き飽きた、という人も多いかもしれませんが…。 定番中の定番といえば、『パッヘルベルのカノン』。 これは、何度聴…

古楽器オールスターの競演!ヴィヴァルディ『コンチェルト・コン・モルティ・ストロメンティ』

引き続きヴィヴァルディです。 “コンチェルト・コン・モルティ・ストロメンティ” なにやら美味しそうなネーミングですが、訳すと“多数の楽器のための協奏曲”という味もそっけもない意味です。 しかし、その名の通り、多くのソロ楽器が次々に飛び出すなんとも…

バラエティ番組でよく使われる曲!ヴィヴァルディ『マンドリン・コンチェルト』

ヴァルディの曲は、その親しみやすさから、よく番組で使われます。 特に、滑稽な場面での使用が多いですね 笑 でも、聞いたことはあっても曲名がわからない、というのもクラシックあるあるなんじゃないでしょうか。 次の曲もそのひとつでしょう。 ヴィヴァル…

体が躍る!ヴィヴァルディ『ラ・ストラヴァガンツァ』

ヴィヴァルディは、専門家からは他の著名な作曲家に比べて低い評価を受けがちで、“ヴィヴァルディは協奏曲を500曲書いたのではない。同じ協奏曲を500回書いたのだ。”と揶揄もされていますが、それはエンターテインメント色が強いからでしょう。 それだけ現代…