孤独のクラシック ~私のおすすめ~

クラシックおすすめ曲のご紹介と、歴史探訪のブログです。クラシックに興味はあるけど、どの曲を聴いたらいいのか分からない、という方のお役に立ちたいです。(下のメニューは横にスライドしてください)

情熱のラ・フォリア。コレッリ『ヴァイオリン・ソナタ集作品5』

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1690年頃のコレッリ


イベリアの情熱と哀愁 

前々回取り上げた、リコーダーに編曲されたものの原曲です。

トリオ・ソナタと違い、ヴァイオリン・ソロのための曲集で、こちらも12曲セットです。

どの曲も素晴らしいのですが、特に有名なのが、最後に置かれた『ラ・フォリア』です。

フォリアは、スペインかポルトガル起源の舞曲で、後世のフラメンコのように、エキゾチックで情熱的な曲です。

実際、「フォリア」には、狂気、あるいは常軌を逸した、という意味があります。

リズムは緩やかなのですが、これをコレッリは変奏曲に仕上げました。

最初は穏やかなのですが、変奏が重ねられると、次第にコレッリらしからぬ激しさも見せます。

イベリア半島らしい哀愁も帯びて、情熱的に展開していき、ヴァイオリニストがまるでフラメンコダンサーに見えてくるのです。

『ラ・フォリア』はコレッリだけではなく、他の人も作曲していますが、コレッリの作品が最も有名です。

 

ヴァイオリン・ソロ(といっても通奏低音付きなので、奏者は3人)ですので、ヴァイオリニストの個性の違いも楽しみましょう。

コレッリ『ヴァリオリンと通奏低音のためのソナタ 作品5の12〝ラ・フォリア〟』

Corelli : Violin sonata in D minor op.5 , no.12 , 〝La Folia〟 

演奏:寺神戸亮 

 演奏:エンリコ・ガッティ 

 Enrico Gatti 

演奏:トリオ・ソンネリエ 

Trio Sonnerie

12曲セットの他の曲も素晴らしいです!

前回、前々回と2曲、リコーダーの編曲をご紹介したので割愛しましたが、ぜひ、ヴァイオリンの原曲も合わせて、聴いてみてください。

癒されること間違いなしです!

 

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

 

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