孤独のクラシック ~私のおすすめ~

クラシックおすすめ曲のご紹介と、歴史探訪のブログです。クラシックに興味はあるけど、どの曲を聴いたらいいのか分からない、という方のお役に立ちたいです。(下のメニューは横にスライドしてください)

交響曲

まさに〝神〟の曲。モーツァルト『交響曲 第41番 ハ長調〝ジュピター〟』

クラシック音楽と歴史の解説。モーツァルトの『交響曲第41番〝ジュピター〟』の解説、感想とおすすめ演奏、名盤の紹介。

この世にこんなきれいな音楽が。モーツァルト『交響曲 第40番 ト短調』

クラシック音楽と歴史の解説。モーツァルトの『交響曲第40番ト短調』の解説、感想とおすすめ演奏、名盤の紹介。

究極の〝3大シンフォニー〟モーツァルト『交響曲 第39番 変ホ長調』

クラシック音楽と歴史の解説。モーツァルトの『交響曲第39番』の解説、感想とおすすめ演奏、名盤の紹介。

のだめカンタービレに出てくるハイドン。ハイドン『交響曲 第104番 ニ長調〝ロンドン〟』

18世紀半ばのロンドン・ブリッジ 〝シンフォニーの父〟の最後のシンフォニー きょうの東京は夏日でした。もう風は初夏で、鳥たちの歌がいちだんと高らかに響いています。 ハイドンの第2期ザロモン・セット、最後の6曲目は、シンフォニー第104番〝ロンドン…

未知との遭遇、轟くドラムロール。ハイドン『交響曲 第103番 変ホ長調〝太鼓連打〟』

地底から響くドラム ハイドンの第2期ザロモン・セットの5曲目は、シンフォニー第103番〝太鼓連打〟です。 シンフォニー冒頭に、極めて異例の、ティンパニによるドラムロールがあるので、この名がつきました。 軽い印象の曲が多いハイドンのシンフォニーで…

競馬に入れ込んだ英国王、ジョージ4世の物語。ハイドン『交響曲 第102番 変ロ長調』

1791年、アスコット競馬場でのバロネット号とチフニー騎手 フランス革命戦争はじまる ハイドンの第2回ロンドン訪問も、終盤に差し掛かってきました。今回は、第2期ザロモン・セットの4曲目、シンフォニー第102番です。 ヴァイオリニストにして興行主のザ…

近鉄阿部野橋駅で鳴る〝青のシンフォニー〟ハイドン『交響曲 第101番 ニ長調〝時計〟』

チックタックと時間は過ぎる ハイドンの第2期ザロモン・セットの3曲目は、シンフォニー第101番〝時計〟です。 こちらも、愛称がついていることもあり、ハイドンのシンフォニーの中でも最も演奏機会が多いのではないでしょうか。 ハイドンのシンフォニーの…

貴婦人失神!いわくつきのシンフォニー。ハイドン『交響曲 第100番 ト長調〝軍隊〟』

ヨーロッパで流行ったトルコ趣味 ハイドンの第2期ザロモン・セットの2曲目は、シンフォニー第100番〝軍隊〟です。 キリ番でもありますが、この曲は〝驚愕〟〝時計〟と並んで、もっともポピュラーで、人気のある曲です。 私も最初にこの曲を聴いてハイドン…

楽隠居はまだまだ!61歳の再挑戦。ハイドン『交響曲 第99番 変ホ長調』

ボンのベートーヴェン像 ベートーヴェンとの出会い ハイドンは、大喝采を浴び、名声でも収入でも大成功だった1回目のロンドン訪問を終え、1792年6月に帰途につきます。 途中、フランクフルトに立ち寄り、フランツ2世の戴冠式に出席するために滞在していた…

また来るね!とチェンバロであいさつ。ハイドン『交響曲 第98番 変ロ長調』

ジョン・ホップナー『ロンドンのハイドン』(1791年) ハイドンは名演奏家ではなかった? ハイドンが1回目のロンドン訪問で作曲した、第1期ザロモン・セットの最後の曲、第98番を聴きます。 この曲は、素晴らしいにもかかわらず、コンサートで演奏されるこ…

出会いと別れの季節。モーツァルトとの永訣について。ハイドン『交響曲 第97番 ハ長調』

駅馬車の旅 ハイドンとモーツァルトの出会い きょうから4月ですが、東京ではもう桜吹雪が舞っています。 シャンデリアの落下でしばらく脱線しましたが、ハイドンのロンドン旅行のお話に戻ります。 定年退職後、59歳で新たな第2の人生を歩むべく、ウィー…

ハイドン来る!ロンドンの熱狂と、シャンデリア落下事件の謎。ハイドン『交響曲 第96番 ニ長調〝奇跡〟』

クラシック音楽と歴史の解説。ハイドンの『交響曲 第96番 ニ長調〝奇跡〟』の解説、感想とおすすめ演奏、名盤の紹介。

貴族は短調、市民は長調が好き?ハイドン『交響曲 第95番 ハ短調』

18世紀のロンドン めずらしい短調の曲 ハイドンのシンフォニー『ザロモン・セット(ロンドン・セット)』の3曲目は、『交響曲 第95番 ハ短調』です。 ロンドン・セット12曲の中で、唯一の短調の曲になります。 ひとことで言えば、短調(マイナー)は悲しい…

貴婦人の居眠りを覚ます?びっくりシンフォニー。ハイドン『交響曲 第94番 ト長調〝驚愕〟』

クラシック音楽と歴史の解説。ハイドンの『交響曲 第94番 ト長調〝驚愕〟(びっくりシンフォニー)』の解説、感想とおすすめ演奏、名盤の紹介。

勝負は定年退職後!ハイドン『交響曲 第93番 ニ長調』

ヨハン・ペーター・ザロモン(1745-1815) 定年退職、そして第2の人生 ハイドンのシンフォニーの最高傑作群、『ザロモン・セット(ロンドン・セット)』を聴いていきます。 ハイドンはハンガリーのエステルハージ侯爵家に30年もの間勤勉に仕え、主君ニコラ…

春来る、卒業式にちなんで。ハイドン『交響曲 第92番 ト長調《オックスフォード》』

オックスフォード大学 常に健康的な音楽 すっかり春めいてきました。かぐわしい大気を胸いっぱいに吸うと、気分が晴れやかになります。 これで花粉が無ければ最高なのですが。〝世の中にたえて花粉のなかりせば 春の心はのどけからまし〟 ともあれ、そんな春…

ボヘミアの都に響いた、手に汗にぎるシンフォニー。モーツァルト『交響曲 第38番〝プラハ〟』

クラシック音楽と歴史の解説。モーツァルトの『交響曲 第38番〝プラハ〟』の解説、感想とおすすめ演奏、名盤の紹介。

大晦日といえば第九!ベートーヴェンのメッセージとは。『交響曲 第9番 ニ短調〝合唱付き〟』

第九初演の頃のベートーヴェン(1824年) 年末に第九、のわけ 大晦日です。年末、大晦日のクラシックといえば、やはりベートーヴェンの『第九』ですね。 そう言われるほどには、この時期にみなが聴いているとは思えないのですが、日本人の誰もが歳末の風物詩…

妻恋し、待ち焦がれた帰省のとき。ハイドン『交響曲 第45番〝告別〟』

エステルハーザ宮殿 帰りたい、帰れない いよいよ年も押し迫り、帰省ラッシュが始まりました。 みな、さまざまな思いを胸に、実家に、あるいは離れた家族のもとに帰っていきます。 クラシックで帰省といえば、思い浮かぶ曲があります。 それは、ハイドンの〝…

疾風怒涛のシンフォニー。ハイドン『交響曲 第44番〝悲しみ〟』

クラシック音楽と歴史の解説。ハイドン『交響曲 第44番《悲しみ》』の解説、鑑賞、名盤紹介。

パパ・ハイドンのデビュー作:シンフォニー『朝』『昼』『晩』

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732~1809) 〝パパ〟ハイドン バッハの息子たちが、〝前古典派〟として、バロック音楽から古典派のへの橋渡しをしたお話をしてきましたが、その最大の受け取り手こそ、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732~1809)といえる…

らしくないモーツァルト?『パリ・シンフォニー(交響曲 第31番 ニ長調 K.297〝パリ〟)』

クラシック音楽と歴史の解説。モーツァルトの交響曲第31番『パリ』の紹介。