孤独のクラシック ~私のおすすめ~

クラシックおすすめ曲のご紹介と、歴史探訪のブログです。クラシックに興味はあるけど、どの曲を聴いたらいいのか分からない、という方のお役に立ちたいです。(下のメニューは横にスライドしてください)

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

音楽マニアのお殿様。バッハ『チェンバロ・コンチェルト 第1番 二短調 & 第2番 ホ長調』

クラシック音楽の鑑賞と歴史の紹介。バッハのチェンバロ協奏曲の解説。

目覚めのコーヒー。バッハ『チェンバロ・コンチェルト 第4番 イ長調 & 第5番 ヘ短調』

クラシック音楽の鑑賞と歴史紹介。バッハのチェンバロ協奏曲の解説。

草原のクリスマス・イブ。コレッリ『合奏協奏曲集 作品6』〝クリスマス・コンチェルト〟

クラシック音楽の鑑賞と歴史解説。コレッリの合唱協奏曲(コンチェルト・グロッソ)、クリスマス・コンチェルトの解説と名盤紹介。

情熱のラ・フォリア。コレッリ『ヴァイオリン・ソナタ集作品5』

1690年頃のコレッリ イベリアの情熱と哀愁 前々回取り上げた、リコーダーに編曲されたものの原曲です。 トリオ・ソナタと違い、ヴァイオリン・ソロのための曲集で、こちらも12曲セットです。 どの曲も素晴らしいのですが、特に有名なのが、最後に置かれた『…

後世への贈り物。コレッリ『トリオ・ソナタ』

クラシック音楽の鑑賞、歴史の解説。名盤紹介。コレッリのトリオ・ソナタの解説。

独り暮らしの思い出。コレッリ『ヴァリオリン・ソナタ集作品5の11(リコーダー版)』

クラシック音楽の鑑賞、歴史の解説。コレッリのヴァイオリン・ソナタ、リコーダー組曲の解説。

心が疲れたときの、おすすめの音楽。コレッリ『ヴァリオリン・ソナタ集作品5の9(リコーダー版)』

クラシック音楽の鑑賞と歴史。コレッリのヴァイオリン・ソナタ、リコーダー組曲の解説。

こだわりすぎた結婚式。モーツァルト『ディヴェルティメント ニ長調』~古楽器で聴く結婚式の定番曲(8)

クラシック音楽と歴史の解説。モーツァルトの『ディヴェルティメント』の解説、感想とおすすめ演奏、名盤の紹介。結婚式のおすすめ曲、定番曲。

どちらを選ぶ?2つの結婚行進曲。メンデルスゾーン『真夏の夜の夢』~古楽器で聴く結婚式の定番曲(7)

クラシック音楽と歴史の解説。メンデルスゾーンの『真夏の世の夢』『結婚行進曲』の解説、感想とおすすめ演奏、名盤の紹介。結婚式のおすすめ曲、定番曲。

テムズの優雅な舟遊び。ヘンデル『水上の音楽〝アラ・ホーンパイプ〟』~古楽器で聴く結婚式の定番曲(6)

クラシック音楽と歴史の解説。ヘンデル『水上の音楽』の解説、感想とおすすめ演奏、名盤の紹介。結婚式のおすすめ曲、定番曲。

フランスの風。バッハ『G線上のアリア』~古楽器で聴く結婚式の定番曲(5)

クラシック音楽と歴史の解説。バッハ『G線上のアリア』の解説、感想とおすすめ演奏、名盤の紹介。結婚式のおすすめ曲、定番曲。

待ち人来る!バッハ『目覚めよと呼ぶ声が聞こえ』~古楽器で聴く結婚式の定番曲(4)

クラシック音楽と歴史の解説。バッハの『目覚めよと呼ぶ声が聞こえ』の解説、感想とおすすめ演奏、名盤の紹介。結婚式で流すおすすめ曲、定番曲。

祝〝授かり婚〟バッハ『主よ、人の望みの喜びよ』~古楽器で聴く結婚式の定番曲(3)

クラシック音楽と歴史の解説。バッハの『主よ、人の望みの喜びよ』の解説、感想とおすすめ演奏、名盤の紹介。結婚式で流すおすすめ曲。

愛しい木陰。『オンブラ・マイ・フ』(ヘンデルのラルゴ)~古楽器で聴く結婚式の定番曲(2)

クラシック音楽と歴史の解説。ヘンデル『オンブラ・マイフ』の解説、感想とおすすめ演奏、名盤の紹介。結婚式のおすすめ曲、定番曲。

遠い日の歌。『パッヘルベルのカノン』~古楽器で聴く結婚式の定番曲(1)

クラシック音楽の鑑賞と歴史解説。パッヘルベルのカノンなど、古楽器で聴く結婚式の定番曲を紹介。

私の音楽遍歴。原点はヘンデル『調子の良い鍛冶屋』

クラシック音楽と歴史の解説。ヘンデル『調子の良い鍛冶屋』の解説、名盤紹介と対訳。

春への憧れ。モーツァルト『ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K.595』

ヴィンターハルター『春』 最後のピアノ・コンチェルト いよいよ、モーツァルト最後のピアノ・コンチェルトです。 完成の日付は1791年1月5日。前作の〝戴冠式コンチェルト〟から約3年経っています。35歳で亡くなるのが同年の12月5日ですから、もはや残りの人…

芸術と生計のはざまで。モーツァルト『ピアノ協奏曲 第26番 二長調 K.537〝戴冠式〟』

神聖ローマ皇帝の帝冠 モーツァルトは、前作第25番ハ長調を書いてしばらく、ピアノ・コンチェルトから遠ざかっていました。次のこの作品ができたのは1年3ヵ月も後のことです。 プラハからの注文『ドン・ジョヴァンニ』の作曲、上演で忙しかったというの…

プラハのモーツァルト。『ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K.503』

1784年から、ウィーンでの名声を勝ち取るべく、そして実際に人気を博した一連のピアノ・コンチェルトシリーズは、いったんこの第25番ハ長調で締めくくられます。 しかし、この頃にはモーツァルトの人気は目に見えて下降していました。 1786年に完成、上演…

暗い森の中で。モーツァルト『ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491』

ダンテ『神曲』冒頭の挿絵。あくまでもこの曲の私のイメージです。 モーツァルトの〝運命〟 第24番ハ短調。モーツァルトの珠玉のピアノ・コンチェルトの中でも、最高傑作と言われ、かつ、他の曲とほとんど似ても似つかない、異色の作品です。 ハ短調は、ベ…

切ない片思い。モーツァルト『ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488』

クララ・シューマン 楽器から輝く火花 モーツァルトのピアノ・コンチェルトを初めて聴く、という人には、まずこの曲をすすめます。きっと、すぐ好きになってしまうことでしょう。ピアノ・コンチェルトの中でも1番人気の曲ではないでしょうか。 第22番に比…

モーツァルトの野外フェス!『ピアノ協奏曲 第22番 変ホ長調 K.482』

ウィーン・シェーンブルン宮殿 16番以来、モーツァルトのピアノ・コンチェルトを通し番号順に聴いてきました。 いよいよ円熟期に入り、1曲1曲それぞれが、すごい個性と特徴を発揮し、めくるめく世界を現出しています。 モーツァルトばかり書いてきましたが…

歩こう!歩こう!モーツァルト『ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467』

五月晴れのコンチェルト 前回のピアノ・コンチェルト第20番ニ短調と、CDでは必ずと言っていいほどカップリングされるのが、この第21番ハ長調です。 この2曲は、光と影、陰と陽、月と太陽というほどにセットで聴くのがふさわしく、兄弟のような曲で、…

いきなりの短調の嵐。モーツァルト『ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466』

エーフェルディンヘン『嵐の風景』 短調の迫力 これまで、ティーン番号のモーツァルトのピアノ・コンチェルトを聴いてきましたが、いよいよ、はたちになります。笑 こうした連番はモーツァルトがつけたわけでなく、単なる作曲や出版の順番ですが、偶然にも、…

ティンパニは要る?要らない?モーツァルト『ピアノ協奏曲 第19番 ヘ長調 K.459 〝第二戴冠式〟 』

ティーン番号最後の曲です。軽快な曲の多いティーンですが、その中でも特に軽いのがこの曲です。17番を秋にたとえましたが、この曲はまさに春、それも爛漫です。ビルソン&ガーディナーの演奏も、ふわふわとして、何の悩みもない世界を現出しています。 テ…

遠いアルプスの山々。モーツァルト『ピアノ協奏曲 第18番 変ロ長調 K.456〝パラディース〟』

ヨーゼフ2世 この曲は、私とモーツァルトのティーン番号のピアノ・コンチェルトとの出会いの曲です。まだ古楽器に出会う前、第24番が欲しくて、巨匠ルドルフ・ゼルキンが弾く、クラウディオ・アバド指揮ロンドン交響楽団の演奏のCDを買い、それにカップ…

子供のころの夕暮れの家路。モーツァルト『ピアノ協奏曲 第17番 ト長調 K.453』

アルレッキーノ モーツァルトのピアノ・コンチェルトでは、有名でポピュラーなのは20番台の曲です。10番台の、いわばティーンの曲は、特にモーツァルトファンでなければ、あまり聴かれていないと思います。 しかし当時、ウィーンで喝采を浴びた絶頂期の…

華麗なるコンチェルトの世界。モーツァルト『ピアノ協奏曲 第16番 ニ長調 K.451』

モーツァルトの使用したワルター製フォルテピアノ(複製) モーツァルトは様々なジャンルでたくさんの曲を書いてくれましたが、その中でも、特に私の思い入れがあるのはオペラと、ピアノ・コンチェルトです。 これらは、私をずっと楽しませてくれ、つらい時…

『のだめカンタービレ 第1話』のだめと千秋先輩のあの曲!モーツァルト『2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448』

クラシック音楽と歴史の解説。『のだめカンタービレ』に出てきた、千秋先輩とのだめのデュエット曲、モーツァルト『2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448』の解説、鑑賞、名盤紹介。

モーツァルトが弾いたのはどんな音?フォルテピアノの魅力

アントン・ヴァルター製のフォルテピアノ モーツァルトの反抗期 しぶしぶザルツブルクに戻ったモーツァルトは鬱屈した毎日を送りますが、雇い主である大司教の冷遇に耐えかねて、ついに 上司『お前なんかクビだ!』 部下『ああ、こんな会社こっちから辞めて…